キプロスのデフォルトよりロシアの隠し口座とドイツ その２

　昨日（3月19日）のフランスでは、
キプロス問題より「マネーロンダリング」というテーマに
世間の目を向けるかのような報道がありました。
　昨日、スイスに隠し口座を持っていると
疑われているカイザック予算相が辞意表明。
　フランス警察は本格的な捜査を始めたということです。

　そもそもユーロ危機の根本にはギリシャの脱税問題もあった。
　そのためか、どうかは分かりませんが、
昨年、イギリスでも、今までは節税ですまされていた納税方法が、
脱税とみなされ、大手企業が訴えられました。
　ユーロ圏は、しばらく、この脱税問題が注文されそうです。

　ドイツのメルケル首相は「キプロスはもっと課税すべき」といい、
ロシアのメドヴージェフ首相は「まるでソビエトのような強硬手段だ」と批判。
メドヴージェフ首相がソビエトを例に出したのは面白いですけど、
それは置いておいて、
キプロス側の人が慌ててロシアを訪問を準備。

　今日になってロシアはキプロスに多額の支援を申し出ました。
　メルケル首相は「ニンマリ、もうけた」てな具合ですかね。
　それともロシアに支援を受けるなんて、
ユーロ圏のプライドが許さないかも......。

その1からの続き
http://fx.pbly.net/2013/03/1_4deb.html